さらさ花遊小路

 涼しさが戻ったところで、再び、街中までバスで戻りました。三条通で降りたので、お昼ごはんの店にたどり着くまではぶらぶらとしていました。

 三条通というのは、ここ最近いろいろお店ができたりしている地域で、また出入りの動きが結構あります。こないだあったところが…変わっているというのをよく感じます。

 今回いくつか候補にしていたお店がことごとく、薮入りのためお休み。京都のお店事情を知らないで行くとほんまえらいめに合うことを痛感したわけです。

 ぶらぶら歩いていると、行きたいなぁと思っていたお店たちも飲食関係ではないですがお休みでした。ちょっと季節の文具をと思い、高山堂はし本をのぞいて、お昼ごはんの店にたどり着きました。

 場所は、新京極通りの裏手、花遊小路にある「さらさ花遊小路」です。
日替わりのお昼ごはんをいただきました。とてもバランスのよいメニューで、メインのおかず(この日は豚しゃぶ)とサラダ、小鉢(ひじきの煮物、きんぴら、冷奴)、たまごとわかめのスープ、ごはんでした。このほかにもカレーなどなどカフェメニューがあるのですが、ここにくるとこれがおすすめなので、日替わりにしました。

 お味は、とにかくやさしい。一つひとつはすべてごはんに合う味付けなので、ごはんのおかわりをしたくなる感じです。といっても、ごはんはたっぷり入っているので、ご安心を。おかずが多いとそれだけでしあわせになります。

 お店の中は、しつらえもそうですが、新旧の文化が入り混じっていて、いろんなジャンルの宣伝などあって、京都の学生ならたまらない空間です。
 まぁ、行き始めたのは、学生のころではなく、おとなになってからですが(笑)
 お店にいた年齢層は、周辺のお店に働いている人(=ほぼ同世代)と学生がメインです。お値段も\890とリーズナブル。飲み物込でこの値段は、なんかうれしい。

 しかも、街中だというのに、とてもゆったりした空間なんです。すごい並んで待っている人がいるのに、ついゆっくりしてしまいます。お店の人もつかず離れずなのがまたいいんです。お茶もできるようですよ。今度はケーキを食べに行こうかしら。焼きっぱなしという感じのシンプルなケーキがならんでいました。

 ここで、大雨が降っていることに気づくのですが…