糺の森とさるや

みつをかける前
みつをかけると…

さて、一昨日の京都ばなしを。

かき氷を食べる。これが、いちばんの目的。気になったお店が、いくつかあって…。しかし、どこもかしこもお休み。かなしかったぁ。まぁ、これはリベンジですな。

 あとで聞いてみると、京都には、昔ながらのやぶいりというならわしがあって、その影響だったのでは?と。なるほどねぇ。その昔、でっちさんたちは、お盆が終わって休みを取っていたのだとか。

 京都には、祇園祭が始まる頃から、五山送り火までがいちばん暑いと言われています。少し過ぎたくらいから、日のあたる感じとか、風が出て涼しくなるはずが…。そんな感じはまったくありません。
 
 ひとつ気になっていたお店が開いていたので、下鴨神社まで行きました。ここの糺の森世界遺産。わたしもすきな場所です。この森に入ると、なんだろう、凜とした空気が流れています。ここは本当に街の中と思うくらい静かで…こころが洗われます。

 本殿でお願いをしてから、向かったのが、「さるや」というお店。この神社の茶店として、5月にオープンしました。葵祭で食べられる「申餅」が有名なのですが、今日は、涼しいメニューでかき氷です。

 いただいたのは、「黒蜜白玉」。もともとミルクがかかっている氷に、黒蜜をかけていただきます。ここの氷は、神社の氷室で作られた氷でとってもやわらかいです。黒蜜も自家製で甘すぎず、黒糖特有のこくはしっかり残っていて、やさしい味のかき氷でした。


 お外でのかき氷。いちばんのしあわせでした。