元町ｹｰｷといえば…

　最近、雨が多いです。

　でも、このひとあめひとあめが春に近づいていくんですね。

　もうちょっと先ですかね。いろいろ色づくのは。ことしは、ﾊﾟｽﾃﾙ調というか、ｼｬｰﾍﾞｯﾄｶﾗｰが人気だとか。

　わたしのまわりに…手持ちに…ないなぁ。

　さて、昨年末に元町ｹｰｷと題して、看板ｹｰｷの「ざくろ」をご紹介しましたが、わたし、元町ｹｰｷといえば…こっちもおすすめです。

　元町ｹｰｷのｼｮｰｹｰｽってほんと見ていてたのしいです。いろんなｹｰｷがあります。これをただぼーっと眺めているだけでしあわせなきもちになれます。

　いまはどうかわかりませんが、こどものころ、包装紙にいろんなｹｰｷの絵が描かれていて、おみやげで買ってきてもらった次の日や誕生日の次の日（わたしの場合、おおみそかですが。慌しいときなのに、これで遊んでいました）よくこの包装紙をぬりえがわりに遊んだものです。

　で、肝心のおすすめですが、「ﾁｰｽﾞｹｰｷ」です。最近のﾁｰｽﾞｹｰｷはどっちかというとこってり系のﾍﾞｰｸﾄﾞﾀｲﾌﾟだったり、濃厚なﾚｱﾁｰｽﾞなど、しっかりしたものが多いですが、ここのはいわゆるｽﾌﾚﾀｲﾌﾟです。ひとくちが軽いです。

　え、どこにﾁｰｽﾞいるん？という感じです。でも、よくよく味わうと、ﾁｰｽﾞしっかりいます。存在感あります。そしてなにより、土台になっている、ﾁｮｺﾏｰﾌﾞﾙのｽﾎﾟﾝｼﾞがにくいんです。なんともいえない絶妙なﾊﾞﾗﾝｽです。

　いまは、ｶｯﾄでしか売られていませんが、（ﾎｰﾙは要予約らしい）我が家はむかしからﾎｰﾙでした。ﾎｰﾙで自分たちのお腹と相談して切って食べていました。今思えば、とても贅沢。

　あのやさしい味のｹｰｷ。無性に食べたくなります。