細胞検査

 あまりよい話ではないですが。ちょっと報告かたがた。

 わたし、実は、甲状腺の機能が低下気味でして…橋本病というのにかかっています。

 かれこれ10年くらい、病院に行っては、お薬で調整しています。

 甲状腺ホルモンと脳下垂体ホルモンのバランスがあまりよくないので、そんなに食べなくても体重も増えてしまったり、人一倍寒がったり、疲れやすかったり、むくみやすかったりしています。なので、何をやっても痩せにくいんです。

 数年前のことでした。何気に、診察に行くと、首の左側に不思議なふくらみがあり…以来、経過観察でエコーなどで様子を見ていたりしてます。


 さて、今日は、母と病院へ行きました。先週の日曜日に、ふと、母の甲状腺にしこりらしきものが見つかり…

 その数日前から、なんだか肩こりがひどいなんて言っていたのですが…どうも、しこりらしきものが…
 さっそく、月曜日に近所のお医者さんに行かせました。そこでも、触診でたしかにしこりだと確認され、採血して帰ってきました。

 そして、先週の金曜日のこと。採血結果が返ってきました。甲状腺ホルモンは特に問題ないのですが、やはり原因不明。一度診てもらったほうがよいとの判断でした。



 そこで、紹介状を書いてくださったのが、神戸にある全国でも甲状腺関連の病院の「隈病院」でした。

 わたしも、橋本病キャリアなので、いちど行くべきなんだろうなと思っていました。

 でも、今の病院での診察で特に気になるところはないんだけれど、客観的にということで、セカンドオピニオン受けてみました。


 とにかく、初診なのであさいちばんに出かけました。ここはふだんの朝出勤と変わらないくらいに家を出ました。

 やはり日本全国から人が集まっているのか、初診・再診ともにとても多かったです。

 受付をして、身長・体重・血圧と測った後、簡単に看護師さんと問診して、そのあと先生と初めの診察をした後に検査して、結果を聞いてというのが流れです。

 初めの話(今までの様子と採血数値など見せての先生とのお話)と検査(採血・検尿・エコー)までは、受付してから約2時間でした。
 まぁ、再診予約の人の間に初診が入るので、こんなもんかなぁと思っていました。検査結果がでてからの診察までがとても長かったです。たぶん、3時間ほど待ちました。

 母のしこりの原因は、甲状腺内にどういうわけだか水がたまり、しかも出血をしたようで、(何らかの負担がかかって傷がついた?)その塊がしこりのもとだったとのことです。先生は、そのことを伝えたうえで、すぐに、水と血の塊を注射で抜いてくださいました。

 まずはひと安心です。初めは、がんの再発とかまた入院なんだとか、いろんな最悪の事態を想定したので。ちなみに、母は9年前に胃がんを患い、そのときに全摘出をしています。以降、おかげさまで転移もなく順調に過ごしております。

 で、わたしはですが、検査結果は、いまの薬がちょうどよいのか、脳下垂体・甲状腺とも正常値でした。いま、あたまと首のバランスはちょうどよいみたいです。ひさしぶりによい数値でした。

 ただ、首のふくらみは、たしかに、腫瘍らしく…
 できた原因も、橋本病の絡みではなくないけど…悪い腫瘍ではなさそうだと。しかし、母と違って、わたしのは、エコーで見る限り大丈夫でも、内容をみてみないとわからないと言われ…

 しかも、お母さんも注射したし、いっしょにやっとく?なんて軽く言われて、組織細胞の検査をすることにしました。

 これも、いまの病院で遅かれ早かれするはずだったこと。せっかくの機会ですから、思い切ってやりました。注射針、けっこう太くて長かったです。
 神経に腫瘍があった場合は、尋常じゃないくらいの痛さだそうですが、まぁ、耐えられる痛さだったので、なんとかそっちじゃないと願っています。

  思ったよりも長くかかったので、いちにち疲れてしまいました。初診の大きな病院はほんと、気合と体力が必要だと改めて感じました。これで、自分のからだを確認することができるのであれば、よかったと思います。

 ただ、この病気の敵はストレスもひとつあるみたいで…

 最近のわたし。いいこと探しにお散歩できていないなぁと。せっかくのよい季節。活動開始しないといけませんね。